蕨市の皆様、介護福祉士講座の5つの特長です
蕨はこんな町です
蕨市(わらびし)は埼玉県南東部にある人口約7万人の市である。 全国の市の中で最も面積が狭く、区町村を含めても10番目に狭い。人口密度は全国の市町村で最も高いが、特別区全体(14,232人/km2)より高くはなく、市区町村では15番目である(2010年11月1日現在)。2000年代前半時には東京特別区より高かった時期もあった。 主に住宅地からなるが江戸時代には蕨宿が置かれ、中山道の宿場町として非常に栄えていた。この地で1946年から開催されている成年式が成人式のルーツといわれている。全国的に珍しい有料公衆便所条例が存在したが、2009年11月現在、無料に変わっている。 「蕨(わらび)」という地名がいつごろ生じたのかは不明であるが、文献上の初出は1352年8月17日(観応3年6月29日)付の「賀上家文献」で、「蕨郷上下」と記されている。蕨市役所付近には古来の日本住宅など多く残されており、旧中山道沿いに栄えた当時を偲ばせる美しい建物も多い。 蕨という名前は歴史が古く地名の由来は文献にも残されていないが、諸説伝わっているうちの主に2つの説が有力とされている。 源義経が立ちのぼる煙を見て「藁火村」と名付けた、在原業平が藁をたいてもてなしをうけたところから「藁火」と命名したという「藁火」説。 僧慈鎮(じちん)の「武蔵野の草葉にまさるわらびをげにむらさきの塵かとぞみる」の歌をもって名付けた近隣の戸田市や川口市にもある地名の青木、笹目、美女木などの植物にならって命名したという「蕨」説。