須賀川市の皆様、介護福祉士講座の5つの特長です
須賀川はこんな町です
歴史は古く、旧石器時代の乙字ケ滝遺跡をはじめ、奈良時代から平安時代にかけての遺構である上人壇廃寺跡(国の史跡)など、古代からこの地が、東北地方の要衝として栄えていたことが分かる。 鎌倉時代以降は、二階堂氏の城下町として栄えたが、天正年間、伊達政宗に攻められ、須賀川城は落城した。毎年、11月の第2土曜日に行われる日本三大火祭りのひとつ「松明あかし」は、このときの二階堂家の霊を弔うために行われてきた伝統行事である。 江戸時代、白河領となってからは、奥州街道屈指の宿場町として栄え、独自の町人文化も花開いた。江戸中期には俳諧が盛んであったため、松尾芭蕉は「奥の細道」の旅で須賀川宿に8日間も滞在した。 明治元年、須賀川は戊辰戦争で大きな打撃を受けるが、明治から大正期にかけて復興の道を辿る。明治9年に本町、中町、北町、道場町が合併し、須賀川村となり、同22年の町村制実施により森宿村の一部を合併して須賀川町となった。 また、昭和29年3月、須賀川町と隣接する浜田、西袋、稲田、小塩江の4か村が合併し市制を施行、翌30年3月に は仁井田村、昭和42年2月には大東村が合併し、平成17年4月に長沼町、岩瀬村との合併により、新しい須賀川市が誕生した。 平成に入り、須賀川市は臨空都市として大きな変貌をとげた。平成5年に開港した本市南東部に位置する福島空港では、札幌、大阪及びソウル、上海へ定期便が就航し、福島県の空の玄関として大きな役割を果たしている。また須賀川市は、東北自動車道・須賀川ICが整備され、新幹線停車駅郡山へ在来線で2駅10分、車で約20分と東北新幹線へのアクセスも優れているなど、福島県内でも比較的高速交通網に恵まれた地域である。